ひらがな読み書きの力が育つ遊び2選

最終更新: 7月16日



目次

はじめに ーひらがなを読むのが難しいとは?ー

音の粒を認識する遊び1 すごろく

音の粒を認識する遊び2 しりとり

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 楽しく学べる、『ひらがな読み書き教室』



はじめに ーひらがなを読むのが難しいとは?ー


ひらがなの読み書きが難しいというのは、具体的に何に困難を感じている状態なのでしょうか。いくつかある要素の中でも、紹介する遊び・ゲームの中で特に触れることのできる主なポイントとして、言葉を一つ一つの音に分解する「音韻操作」というスキルがあります。



音韻操作(音の粒に注目すること)が苦手だと・・

・「はっぱ」などの単語の読み書きで小さい「っ」が抜けてしまう

・「う」などで伸ばす音(きゅうりなど)や「ん」が抜けてしまう


→言葉をばらばらにする練習が必要



子どもが言葉を習得し始めたばかりの頃、「りんご」という単語はあくまで一つの音として捉えらえています。音の粒を「り」「ん」「ご」と分解することができていないのです。成長と共に単語を頭の中で一つ一つの音に分けて捉えることができるようになることが、読み書き習得していく上で重要な基礎となります。



では、具体的に音の粒を捉えることができるようになる遊びをご紹介します。



音の粒を認識する遊び1 すごろく


すごろくは、サイコロを振って出た目の数だけコマを進めるのが一般的な遊び方になっていると思います。コマを進める数をサイコロによってではなく、カードに書かれた物のイラストの名前の音数分だけ進める、というルールに変えることによって、音の粒を認識するトレーニングになります。



例えば、引いたカードが「ねこ」だった場合。子どもに「これは何?」と聞いてみましょう。「ねこ」と答えがあった後に続けて、「ねこ」という言葉はいくつの音でできているかを考えます。「ね」と「こ」の2音からなる言葉である、ということを理解した上で、2マス進めるというルールがわかれば、あとは通常のすごろくと同様に遊ぶことができます。




学習としてではなく、あくまで遊びとして取り入れることで、楽しみながら音韻操作を鍛えることができます。



音の粒を認識する遊び2 しりとり


言葉をばらばらにする、という作業を行うことで成り立っている遊びがしりとりです。


りんご→ごりら、と続けることができるのは、最後の一文字を音の粒として取り出せているから。先ほども例に出したように、「りんご」という言葉が一つの音として認識されているのではなく、「り」「ん」「ご」と分解できるからこそできる遊びなのです。




勉強をしているという感覚に陥ることなく、言葉をばらばらにする作業を頭の中で行う練習をすることができます。


また、子どもは発達が進むとそれに合わせて新しい楽しみ方やおもしろさを自ら発見していきます。しりとりのように単語を使う遊びをしていると、「さかさまから読むと何て言うだろう?」と思い始めたり、クイズにして出すと考えて答えようとします。


さかさことばが言えるということは、音の粒一つ一つを認識し操作できるようになっているという証です。しりとりに限らず、散歩をしていて目に入った看板、家の中にある好きなものなど、身近なものを指して音の粒をゲーム感覚で意識してみるのもよいでしょう。


気軽に取り組める遊びの中で子どもが言葉を習得する過程をサポートすることができます。



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楽しく学べる、『ひらがな読み書き教室』


ダイバーシティ工房は、こうした遊びやゲームも取り入れながら、そのお子さん個人の発達段階に合ったひらがな読み書きの習得をサポートします。


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